4.照合処理を行う
点検作業を行ったら、事前に集計したデータとの照合を行います。
①蔵書点検管理メニューから書架点検照合処理をクリックします。
②画面上部に点検対象となるデータの件数と、書架点検を行った資料の件数が表示されますので、状態が「実行可」となっているのを確認し、照合処理ボタンを押します。
③照合中は状態が「処理中」になっていますので、再表示をクリックし、状況を更新させます。
④照合が完了すると、照合結果が画面上部に表示されます。また、各種リストが出力できるようになりますので、ボタンを押して結果を確認します。
・不明リスト
点検対象の資料のうち、書架点検でスキャンされなかった資料の一覧を出力します。
・エラーリスト
バーコードエラーなどで照合処理ができなかった資料の一覧を出力します。
・未返却・予約リスト
書架点検でスキャンされた資料のうち、貸出中の資料、および予約のかかっている資料、または移送中の資料の一覧を出力します。(未返却・予約リストの中には所蔵館が点検対象外だった資料も含んでいます。)
・資料発見リスト
書架点検でスキャンされた資料のうち、不明区分、および除籍区分が登録されている資料の一覧を出力します。
・範囲外リスト
書架点検でスキャンされた資料のうち、点検対象ではなかった資料の一覧を出力します。(誤排架資料、相互貸借資料、他図書館資料)
・重複バーコードリスト
オフラインデータ読込みで取り込んだデータの中に、同じバーコード番号のデータがあった場合に出力されます。(相互貸借や市町村合併などで、同一のバーコード番号が登録されている場合に限ります。)
このリストに挙がっている資料については、再度現物を確認し、オンラインの書架点検処理でスキャンをしてください。
⑤不明リストやエラーリストを基に棚を再調査し、資料が見つかった場合は書架点検処理で資料をスキャンします。(⇒2.書架点検を行う(オンライン))
棚の再調査が終わったら、再度書架点検照合処理を行います。